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Princeton65 Mod [Guitaramp]

prnc65-y.JPG
Fender Princeton65 安くていいアンプですが、ちょっと問題が有って改造します。
1年半くらい前にヤフオクでこのアンプを買いました。丁度安くて、軽くて、ある程度の音量がある、そして分解修理が簡単なアンプを探していたら、これに当たりました。値段は約¥17000で、外観はとてもきれいでした。少し使っていると、欠点も見えてきました。

Princeton65 は、フェンダー社の2003年のカタログに出ているアンプです。約16年前のアンプ、という事になります。フェンダー社の中でも、当時の安物ラインの中でちょっと上質の、という位置づけでしょうか。出力は65W、12インチスピーカーが1発、本当に65W出るので大したものです。ただし、スピーカーは安物です。このようなアンプで、まあ無理を承知で言えば、デラックスリバーブの代打くらいはできます。2チャンネルですが、ドライブ・チャンネルは使いません。クリーンのみ使って、歪みはエフェクターを使います。

さて、問題の欠点は以下です。
1、小音量ではリバーブの効きが悪い。というか、ほとんど効かない。
大きな音ではそれなりに出てくる。不便。
2、クリーン・チャンネルのゲインが高すぎて、小音量で非常に使いづらい。
とにかく、小さいアンプのくせに、たぶん少年が体育館で爆音で鳴らす、ような設計のコンセプトです。
3、トーンコントロールの変化カーブが変。なんか1から2くらいに上げても派手に変化する感じ。
3くらいに上げると、もう昔のアンプの7か8くらい上がってる感じ。

このように音が悪いという事は無いが、使いにくいのです。これはたぶん、このアンプを売りたい対象が、私のような老人ではなく、とにかく大きな音でわーっと鳴らしたい少年たちのために忖度したアンプではないかと思います。まあ、時代の流れ、とは言いつつもう16年も前の2003年の話である。
おじさんが使えるように直してあげよう。

ネットで回路図を入手します。フェンダーのサイトにあります。
以下の箇所を変更します。
1、抵抗R59を15Kにします。これでプリアンプの出力が下がり、相対的にリバーブのドライブレベルを上げることができます。
2、コンデンサC8を470PFにします。これは2200PFだったので、ブライトスイッチがONになりっぱなし状態でした。
3、ポットR8とポットR9を変更します。クリーン・チャンネルのTREBLEとBASSです。トーンコントロールのカーブを変更します。少々面倒ですが、
ポットR8とR9を外します。R8の場所に、R9を外した部品(B50K)を取り付けます。R9の場所には、新しく調達したアルプスのポット(50KA)を取り付けます。

つづく



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